お正月

子供の頃は、裕福ではなかったサラリーマン

家庭だったけどお正月だけは、下着からコート迄新調してくれていた母だけど自分だけは新しい下着すら買えずにいた。貧しい実感がなかったので、どうして母だけ古いままなのかふしぎだった。父はオシャレで沢山スーツを持っていて母は着た切り雀だったのに父はそれを当たり前だと思っていたようで母の苦労を思い遣る事は無かったと思う!いま思うと発達障害だったのかな?お腹が減ると高速を運転しててもとにかく車を停めさせて食べないと我慢できないとか、自分一人だけ特別に一品付いていても子供に食べさせようとかの意識がなかったような!それを母が指摘すると、ああそうか?みたいに分かる感じ?これって時代なのかな?この人は、食糧危機が来てもまず1番に自分が食べるだろうと子供心に思っていた。そんなこんなを思い出しちょっと切ない年の瀬です。